洋画

【映画レビュー】「恐怖に襲われた街」CG一切なしのアクション映画【1975年】

『ジャン=ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街』は、1975年にフランスで公開された上映時間120分のアクション・クライム映画で、ジャン=ポール・ベルモンド演じるフランス・パリ警察のルテリエ警部が、連続殺人犯ミノスを追いつめる様子を描きます。ジャッキー・チェンにまで影響を与えたというアクションシーンが見所で、リアルなアクションが好きな方におすすめの作品です。

ある日、女性が高層マンションから転落死する事件が発生、ミノスと名乗る男から電話があり自分がその事件の犯人で連続殺人を企んでいると伝えられます。次の標的を死守しようとするルテリエ警部でしたが、残念ながら守ることはできませんでした。しかし警部はミノスの正体を暴きだし、次の標的がポルノ女優のパメラ・スイートだと突き止めます。パメラが住む高層マンションに向かうルテリエ警部でしたが、すでにミノスはパメラ・スイートの一家を人質にとり、時限爆弾を仕掛けていました。パメラ達を救うためルテリエ警部は大胆な作戦を実行します。

見どころはなんと言っても、命がけのアクションです。1975年の作品ですからCGは使われておらず、生身のド派手アクションには本当に驚かされました。アクション俳優として名を馳せたジャン=ポール・ベルモンド作品の中でも格別と言われているのも納得で、ビルの屋根を次々飛び移るシーンや、カーチェイスでの大破シーンなど凄まじいアクションの連続でした。クライマックスの高層マンションでのシーンは、本当に死ぬんじゃないかとひやひやした程です。

-洋画