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【映画レビュー】「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい」

上映時間とジャンル

「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい」はフランスとベルギーで製作された2018年のヒューマン・コメディ映画で、日本では2020年11月13日に一部の映画館で上映開始されました。

概要

映画の概要は、「シラノ・ド・ベルジュラック」という現在も世界で人気のある舞台劇の誕生秘話を基にした、一発逆転エンターテイメントです。

映画の印象の紹介

映画の印象としては、オチである「舞台は結局完成する」ということがわかっている上でトラブルを楽しめるので、日本で今人気のある痛快系のドラマっぽさがあるなという感じでした。

この映画はどんな人におすすめか

  • 見終わった後に痛快・爽快な気分になりたい人
  • 舞台を日頃からよく見ている人
  • 舞台を日頃からよく見ている人

あらすじ・物語

物語のあらすじは、主人公に劇作家を据え、舞台初日までわずか3週間という究極に時間がない中で、多数のトラブルに巻き込まれながらどうにかして完成させるというドタバタなコメディ調となっています。

見どころ

主人公の劇作家は、駄作しか書けない新人作家ですが、様々な試練というか無茶ぶりの中で成長していきます。話の展開が早いので、舞台劇って何?って人でも考えている間もなく入り込めるので問題ありません。

この映画の面白さはどんなところか?

主人公にふりかかる無茶な要求が、かなり酷いのですが、ユニークに描かれているので楽しめます。実際に芸能の世界ではこういうことがあるのかどうかは別ですが、キャスティング俳優のゴリ押し・我儘、スポンサーからの圧力、恋愛のゴタゴタなど、次から次へともうやめてというぐらいに押し寄せるのです。しかし根っから嫌な登場人物はいないので、笑えるのが良いところです。

代表的かつ特徴的なシーンを紹介

トマ・ソリベレ演じる主人公の劇作家エドモンと、劇場の隣のカフェの店主、衣装係との間のやりとりで「シラノ・ド・ベルジュラック」が出来上がっていく様を見られるシーンです。映画の前でも後でもいいので、この舞台の映像をみれば2倍楽しめるのは間違いありません。

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