上映時間とジャンル
国葬は上映時間135分のドキュメンタリー映画。
概要
セルゲイ・ロズニツァ監督は、国際的に高い評価を得ている監督です。
映画の印象の紹介
日本では無名なためか、未公開になっている作品が多い監督ですが、今作でようやく日本の映画館で見られるようになりました。
この映画はどんな人におすすめか
この映画がおすすめな人
- 日本では未公開が多いセルゲイ・ロズニツァ監督の作品を見たい人
- スターリンが実際にどういう人物であったか、当時の映像を見たい人
- あまり編集がされていない、ドキュメンタリー映画を見たい人
あらすじ・物語
スターリンはかつてのソ連の独裁者として、一般的に知られています。
70年近く前の1953年にスターリンは亡くなり、国葬が行われました。
見どころ
今作では後になって発見されたという、スターリンの国葬の映像で構成された内容になっています。
セルゲイ・ロズニツァ監督は、国葬の様子をあまり編集などの手を加えず、淡々と流しています。
独裁者の葬儀ですが、そこには多くの民衆が訪れて献花などをしています。
スターリンが国民からどう思われていたのか、民衆の表情から知ることができるのが、見所です、
この映画の面白さはどんなところか?
当時の中国の指導者や、スターリンの死後にソ連で権力争いを巻き起こす、ソ連首脳部の面々も現れるので、かなり貴重な映像となっています。
70年ほど前の映像ですので、画質に難がありそうに思いますが、かなりクリアな白黒映像となっており、そこに驚かされます。