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【映画レビュー】「ジョーズ/JAWS」はスリリングな体験ができる映画

レビュー

映画タイトルはジョーズですが、人工観光地のアミティ海岸で女性遺体を発見。彼女の死因は鮫による襲撃であることを察知した町の警察署長のブロディは海岸閉鎖を提案します。

ですが、観光による収入優先する市長のボーンにより、海岸の海開き決定します。

多くの客が集まる中、最悪の事態が発生するのでした。そして、この映画の魅力はただのパニック映画ではありません。本作は危機的状況に置かれた人たちのリアルな行動が反映されています。

登場人物の一人である市長のボーンは町の観光利益を優先のため鮫が現れた海閉鎖することなく、営業を続けることを決断します。地位のトップの彼が人命でなく、自分の地位を守るために保身へ走る姿は現代社会に重なる部分があります。

そして、鮫に息子奪われた親が敵討ち果たすため懸賞金買えるなど、実話に基づく設定が多い本作ですが、この映画が名作といわれる理由として娯楽作でありながら誰もが共感できる人間ドラマ描いてるところにあります。

本作はパニックにおける手段心理の怖さ、家族を守りたい一方組織の意向板挟みにされてしまうドラマをしっかり描きます。そして、クイントが無線を破壊した理由、それは鮫退治の手柄横取りされたくなかったからです。

劇中彼が語る過去の鮫との因縁、そこに至るまでの言動などを見れば、彼が自分の手で醒め退治することこだわってることが分かるでしょう。そして、ジョーズに登場の鮫の種類ですが、イタチザメ、ホオジロザメで、イタチザメは割と小柄でもホオジロザメは巨大です。劇中主人公たちの敵になるホオジロザメですが、撮影中はブルースと呼ばれていたそうです。

この映画は元ネタがあって、フィクション小説のジョーズとなります。出版後ベストセラーリストに44週間もの期間ランクインする作品となりました。この本は実際会った事件がもとになって作られたといわれており、この事件では計4人もの死傷者を出しました。ぜひご覧ください。

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